カンザス動物園でリカオンがお嫁入り
Credit: Kansas City Zoo
リカオンは野生で個体が激減しているため、各国の動物園で繁殖をして絶滅を逃れる努力がされています。
アメリカのカンザスシティ動物園に、最近2頭のリカオンがテキサスの動物園からお嫁に来たようです。
先月までは、別のメスのリカオンがいたのですが、繁殖をしていなかったため、リオ・グランデ動物園に引っ越しをしました。2015年にも2頭のメスのリカオンがインディアナの動物園に引っ越していきました。
カンザスシティ動物園では火曜日から引っ越して来たリカオンが新しい家の探検を始めたようです。カンザスシティ動物園ではリカオンの赤ちゃんが生まれることを期待しています。リカオンは妊娠してから赤ちゃんが生まれるまでは約70日かかるため、数ヶ月後にはリカオンの赤ちゃんがみれるのではないかと希望をもっています。
カンザスの動物園といえば、以前、別の動物園でお嫁に来たリカオンが、もともといたリカオンに襲われて命を落としました。
リカオンはとても複雑な社会性をもった動物なので、お嫁入りなどは特に慎重にならないといけません。似たようが事件が他でもいくつも起きています。
最近、ズーラシアからメスのリカオンが4頭富士サファリパークに引越しをしていきました。繁殖が目的だったのですが、10月4日にズーラシアから引越しをしたのち、富士サファリパークからは何の発表もないので、どうなったのか心配で心配で、、、。
どの動物園でも、アフリカの野生にいても、どのリカオンもどうか繁殖に成功して、個体数を1頭でも多く増えることを願っています。