地球の温暖化とリカオン
Credit: Josh More/flickr
温暖化が動物の絶滅を促進しているかもしれないようなニュースがでていました。
地球の温暖化とリカオンは関係していて、温暖化でリカオンの狩りに影響が出ているという研究の発表がありました。
リカオンは通常、明け方と、夕方に狩をします。それは日中の熱い時間を避けるためもあるようです。日中の暑すぎる時間は木陰で休みたいのです。
温度が1度上がっただけで、1歳のリカオンが生き残れる率がかなり影響されてしまうようです。研究によれば、最高気温が1度上昇すると、ケニアでは1歳のリカオンの生存率が31%、ジンバブエでは14%が落ちてしまうことがわかりました。いくらリカオンが一度のお産で最高20頭の子供を産んだとしても、かなりの確率で1歳よりも長生きできなくなります。
リカオンは通常サバンナに暮らす動物なので、暑さには強いのですが、やはり強いといっても限界があります。日本でも最近は夏が暑くて耐えられないのですが室内に入り、エアコンなんかがあればなんとか暮らせますが、野生はそうはいきません。
ペルム世紀の生物大虐殺の記事ように、温暖化がリカオンだけでなく、他の動物にも影響を与えています。私はどうやって温暖化を止める努力ができるかわかりませんが、物を無駄にしないことはきっと環境にとって良いことでしょうから、まずは自分ができる範囲から始めます。