リカオンの繁殖時期と気候の関係
Copyright: J. W. McNutt, R. Groom,R. Woodroffe
繁殖時期が気候を反映することを理解することは生態系に影響を与えると重要だという論文が発表されました。論文は読むのが難しくって、概要だけしかみていませんが、グーグル先生の協力のもとなんとか咀嚼してみました。
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リカオンは、狩りが制限される周囲の温度が高いとき、繁殖が低くなることは過去に発表されています。この発表があった後、Natural Selectionと言われる、いわゆる自然淘汰は涼しい気候の期間の繁殖活動に有利という仮説がたてられました。そして予測どおり、リカオンは7〜25 度の緯度で、一年でもっとも涼しい季節だけれど、乾燥しすぎていない時期に繁殖して子育てが行われることがわかりました。
また、リカオンは気温の変化に適応して繁殖することに適していない可能性があるため、今後のリカオンの個体数も心配されています。意味通じますでしょうか。
人間も、温暖化で東京の夏はとても暮らしにくいのですが、リカオンの場合、暮らしにくいどころか繁殖に影響がでてしまうのは、絶滅をさらに懸念する要因です。
このような話をきくと、少しでも環境改善のために一人でもいいのでなにか活動をしなくては思います。私はレジ袋をもらわないように、エコバッグを持ち歩いています。気休めかもだけど、、、