メガ動物園日記にリカオン出てました(ネタバレあり)
いつもリカオンがテレビに出る時は、ピピさんが教えてくださるのですが、今回も彼女のおかげでリアルタイムでアニマルプラネットでリカオンを見ることができました。
今日の番組はこちらでした。
メガ動物園日記
☆[新]Ep.9 コードブルー緊急事態(字)
リカオンのマナの心臓が手術中に止まってしまい、かわいがっていたスタッフたちはショックを受ける。年を取ったワニの眼球が破裂し、獣医師が危険を承知で治療を行う。かわいいコビトカバのフェリックスは、ジョゼとクリスティから手厚い看護を受ける。ボニー獣医師は、ある1匹のバンディクートが、種族を絶滅の危機から救えるか検証。その後、生意気なダチョウの怒りを買う。
この番組は動物園の裏側が取材されていてとても興味深いものでした。ネタバレになりますが、虫歯を治療していたリカオンのマナの心臓が止まると言う大事件が起きて、ハラハラドキドキの番組でした。お世話をしているスタッフの様子をみていても、胸が痛みました。
実は私はこの番組でマナを知る前から、マナのことをいつもFacebookで見かけていました。FacebookにChris Garvinさんという方がいて、彼がメルボルン動物園のリカオンの写真を毎週のように投稿してくれているのです。Facebookのアカウントをお持ちの方は、彼をぜひチェックしてみてください。Chrisさんは、メルボルン動物園の他に、ウェリビーオープンレンジ動物園の5頭のリカオンも投稿していてどれも素晴らしく美しいリカオンの写真を見ることができます。
マナは今も元気でメルボルン動物園で暮らしています。先日も、Chrisさんからマナの写真が投稿されたばかりでした。彼が撮影した数日前のマナの写真です。
Photo Credit: Mr. Chris Garvin and Maana <3
ずっと写真でしか知らなかったマナでしたが、番組で動いている様子を見てとても嬉しかったし、しかも、心臓が止まってしまった後に、復活した時の様子も感動して涙が出そうでした。
この番組を見て、改めてリカオンは本当に強いなと思いました。体が強い、と言う意味です。リカオンは怪我をしても驚くほど早く回復するのでそれを研究している研究者もいます。野生で罠にかかり怪我をしたリカオンや、例えば怪我で足を失ったリカオンも、ちゃんと回復して、しかも群れのリーダーを引き続き務めることができるほどなのです。番組内でも、麻酔に抗う様子や、心臓が止まってしまっても復活し、数時間もの間麻酔にかかっていて、そこから起き上がる様子など、実に生命力の強い動物なのだと思いました。
そうそう、マナもドゥアラも兄弟で耳が垂れているのは生まれつきみたいですよ。スタッフにとても大事にされている2頭なので、今、9歳になったようですが、これからもずっと長生きしてほしいです。リカオンは飼育された環境では、17年ほど生きることができるようです。
さて、メガ動物園日記には詳細サイトがあり各エピソードごとに短い動画も見れるようになっています。リカオンの回はエピソード9なので、現在の時点では追加されていませんがリンクを貼っておきます。エピソード9がオーストラリアで放送されるのは29日のようなので、もう少ししたら更新されるのではないでしょうか。
この番組は5月2日と5月3日に再放送される予定です。5月2日(日)はスカパー無料の日なので、スカパーに入ってない方はチャンス♪
盛大にネタバレ?してしまいましてすみません。でもリカオンファンは心穏やかにご覧になりたいでしょう?(勝手)