Wildlife Act Academyでリカオンについて学んだこと カメラトラップ
Screenshot from Wildlife Act Academy Copyright Wildlife Act Academy
カメラトラップ(隠しカメラ)を設定することはリカオンのような神出鬼没な動物にとって実に重要。
Screenshot from Wildlife Act Academy Copyright Wildlife Act/PANTHERA
動物の存在を確かめる事ができる、動物の個体数密度、IDキットを作るのに役立つ、怪我や病気をした個体を見つける事が出来る、密猟対策などに役立つ。
他のテクニックと併用することで様々な情報が得られる。
カメラを設置する場合は、ターゲットにする動物を良く考える事が大事。
リカオンの巣穴付近にカメラを設置する場合
- 巣穴はとても繊細な場所
- リカオンの邪魔にならないこと
- 赤外線のカメラか、フラッシュなしのカメラを使う
- カメラのバッテリーが出来るだけ長く持つものを使用
- カメラのチェックは速やかに行う(最低でも週一回)
カメラ設定時の注意点
- 太陽の位置で逆光にならないよう、カメラは北、南向きにする。
- カメラのアングルも大切(下に向けたり直角にしたり動物によって臨機応変に変更)
- 動物の通り道から約3〜4フィートくらいの距離で設置
- 木に設定するのか、柱を建てないとならないか?
- カメラを設定する高さ
- カメラを設定する距離(遠すぎても近過ぎてもだめ)
- カメラをカモフラージュすること(レンズの邪魔にならないこと)
- 周囲の状態(草がカメラを邪魔したりしないこと)
- 草はきちんと刈る
- 防腐剤を使っていない柱を使う
- 人間のニオイはできるだけなくす(カメラ付近での食事やトイレは禁止)
リカオンを撮影したい場合
Screenshot from Wildlife Act Academy Copyright Wildlife Act/PANTHERA
- 3秒ごとの撮影が出来るカメラは1頭のリカオンだけでなく群れの何頭かの撮影に成功する
- 撮影した写真をソートしていく過程で例えばリカオンに首輪があったとして名前が分かる場合は記録して行く。(ここではタンダディーレの名前がでてきました。)
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