Life must go on! Naankuseのリカオンの場合
2019年2月の中旬から、ナミビアのNaankuseで起きたリカオンの群れの悲劇とその後をずっとチェックしています。(リカオンの群れが保護地区で、人間に銃殺された事件。詳しい情報はブログの下にリンクがあります。)ゴールデンウィーク中に、素晴らしいメルマガが届いていたので今更ですがご報告します。
メルマガは以下のリンクからご覧いただけます。
私は4月に法廷に来る予定になっていたリカオン殺しの悪党のことばかり気にしていました、なんとかして罰してやりたいというネガティブな気持ちばかりに囚われていましたが、実際のNaankuseのリカオンの現場では、次の段階に進んでいたのです!
4月の中旬に、生き残りのオスのリカオン2頭と、新しく連れられてきたメスのリカオンが、ついにご対面していたのです!そして、どうやら、うまく仲間になって、新しい群れが形成されていました!
こちら、メルマガからお借りしている画像です。4頭が仲良くご挨拶!ぱっとみたところだと、3頭しかいないようにみえますが、4頭目は見つけられますか?お写真右のほうの木の後ろに隠れています。
このご対面がどのように行われたかも動画も紹介されています!
なんと、リカオンを移動させるだけでも麻酔銃をつかって捕まえないといけないし、大変な作業なのですね。
リカオンたちは、仲間の死に心を痛めても、なんとか生き抜いて行かねばならないのです。私のようにネガティブな気持ちで、仲間を殺した犯人を懲らしめたいという復讐の気持ちがあったとしても、前向きに生きていました!お陰で、自分の心の小ささを反省させられたし、とにかく何があっても前を向いて生き抜くことが大事なんだと改めてリカオンから教わりました。リカオンの置かれている境遇は本当にサバイバル。リカオンなど野生動物から哲学的なことを学ぶことは多いなぁ。
さて、Naankuseのメルマガは、1ヶ月に1回届くので貴重なリカオンの情報源となっています。ご興味がある方はメルマガの登録をおススメします。
念のため、2月に起きた悲劇からのブログの投稿を時系列でリンクを貼っておきますので、もし気になる方がいらしたら、ご参考までにご覧ください。