ナミビアの悲劇 リカオンの悲しい結末
Photo credit: Ms. Debbie at https://thewildlifevolunteer.com/
先日、ナミビアの空港付近で、リカオンが殺されたニュースについて投稿しました。銃で撃たれた3頭のうち、2頭はすでになくなっていましたが、重症だった3頭目の様子を知りたく、ネットを徘徊しておりましたが、悲しいニュースがみつかりました。
かわいそうなリカオン!助けにかかわった人の努力もむなしく命を落としました。このリカオンは群れのアルファでした。救助の人はとてもがんばってくれたようですし、リカオンもがんばりました。けれど、銃で撃たれていたので重症でした。いまはきっと、天国で先に逝ってしまった仲間と一緒にいることでしょう、と書かれていますが涙なくして読むことができない記事です。
どうしてこんなことになってしまったのか、全く理解できません。人間は保釈され、リカオンは3頭も死んでしまいました。8ヶ月間、ようやくフリーに保護区で自由を謳歌していたのだけれども、助かった残りの2頭はまた、狭いところに閉じ込められてしまうみたいです。
人間よ、どうかリカオンを殺さないで!人間のせいでリカオンの数が激減し、ついに絶滅危惧種にまでなってしまったのですから、人間に責任があります。今回の事件だって、そもそも人間がどうしてリカオンが捕らえた獲物を、盗まなければいけなかったんだろう。。そこが疑問なのです。私にはよくわからず、もしかして、ナミビアの人たちは、その肉をとって食料にしたかったのかな、、そういう国の環境なのか、、食料事情がきっと悪いのだろう、、勉強不足で詳しくはわからないのだけれど、、、
我々人間はリカオンをはじめ、多くの野生動物の天敵です。しかし、この重症のリカオンを手当てしてくれた人間がいるように、天敵でなくなることもできます。どうか、我々人間が、リカオンや痩せ動物の天敵にならぬことを選ぶことができる未来がくることを心から願います。
報告してくれたブログのかたは実際にリカオンに接していらっしゃり、リカオンが殺された日のブログも更新しております。
私が投稿した記事も一応リンクを貼っておきます。もしご興味があれば、参考までにご覧ください。
事件が起きた時に書いた記事
その後、犯人が保釈金で解放された時に書いた記事