絶滅危惧種リカオンの応援ブログ

絶滅危惧種のリカオンに関する情報を発信し、保護活動に貢献することを夢見るブログ

リカオンについての説明や情報を発信しています。2018年から投稿を始めました。アフリカにあるリカオンの保護団体や、動物園からのリカオンに関する情報、リカオンに関する情報はなんでも投稿しています。

リカオン6,600頭 vs 人間7,500,000,000人

信じられないニュースがでていました。

informante.web.na

ナミビアで、リカオンが捉えた獲物を盗ろうとした人間が、リカオンを殺して横取りしようとしたところを捕まりました。

え???? なんでリカオンの獲物を横取りするためにリカオンを殺したの?

一体なにが起きたのかわかりませんが、人間が絶滅危惧種リカオンを銃で殺してしまったのです。

場所はナミビアの空港のそばにある、野生動物のリハビリセンター。フェンスで囲われている場所ですが、リカオンや捕食獣はフェンスをうまくつかって獲物を捉えます。リカオンは定められた土地でうまく獲物を捉える工夫をしながら生きているのです。そこに、フェンスを乗り越えて侵入してきた人間が、リカオンを2頭殺して、1頭に重傷を負わせました。この人間たちは捕まったのですが、もう、二度と釈放されて欲しくありません。

このリカオンたちは、リハビリセンターのみんなにとてもかわいがられていたとニュースに書かれています。子供の頃に救助されたリカオンたちは、野生動物の保護活動で知られているという、Marlice van Vuurenさんが育てて、すっかり人気になっていた5頭の群れの仲間でした。

色々調べていたら、犠牲になったのはどうやらこの子達です。

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この子たちは2016年にN/a’ankuse保護地区に保護されてきました。そして2018年には5頭の群れになったところだったようです。

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これらの貴重な写真は、こちらからお借りしています。

us10.campaign-archive.com

このニュースレターは今年の1月にリリースされたばかり。きっと、保護地区の人たちは悲嘆にくれていることでしょう。

どうしてこの人間たちはリカオンからクドゥの肉がほしかったのでしょうか?食べるため?わかりません、想像もつきません。たった6600頭しかいないリカオンなのに、どうして殺してしまったのか、悲しくてたまりません。

一体人間は何人まで増えていくのでしょうか。調べてみると人間の人口は75億人にまでのぼっていました。そしてリカオンは世界中で6600頭しかいません。倫理的な話をするわけではないのですが、、、75億もいる人間よりも、私はやっぱり6600頭しかいないリカオンを大事にしたかった。

いつの日か、野生の動物は一頭もいなくなって、人間だけがこの地球上に生きて、動物は動物園でもみられなくなるかもしれない。人口の増加はもうとどまることをしないのでしょうか。そうなったら、ますますつまらない世の中になることは間違いありません。