Naankuseの悲劇 生き残りのリカオンのその後
ナミブとヴェルト Photo Credit: Naankuse Foundation Wildlife Sanctuary
2月にナミビアで起きたリカオン射殺の悲劇からおよそ2ヶ月が経とうとしています。有名な5頭のリカオンが、ナミビアの空港近くの保護地区で、人間の悪党たちによって3頭が射殺されてしまいました。詳細は、一番下に、過去の記事へのリンクを時系列で貼っておきますのでご覧ください。
生き残った2頭について、保護地区からのメルマガが届いていたのでご報告いたします。メルマガは、以下のリンクからご覧いたけます。
メルマガの報告によれば残されたオスのナミブとヴェルトは事件のあとはさらなる保護が必要になったため、現在、保護地区のさらに守られた場所で大事にされており、改めて保護地区内でリカオン自由行動することができるようにする努力が始まりました。このミッションは何をおいても最優先のプロジェクトになっています。
慎重に選ばれた、2頭のメスのサハラとアタカマがNaankuse Founation Wildlife Sanctuaryに引越しをしてきて、フェンス越しにナミブとヴェルトにご挨拶をしました。今の所は、フェンスで区切られた場所にいますが、いずれは一緒の群れで行動を始められることを、保護地区全員が見守っています。もういちど、リカオンたちが保護地区ないを安全に、自由に駆け巡る日が来ることを祈っています。
メルマガは英語での記載ですが、写真などもとても充実しているので、登録することをお勧めします。1ヶ月に一回メルマガが届きます。リカオンに力をいれている保護地区なので、良い情報源になります。
4月には、リカオン殺しの悪党たちが再度法廷に出頭する予定です。絶滅危惧種のリカオンを殺した悪者は厳しく罰せられるべきです!
以下、過去に書いた記事を並べていますのでご参考までにごらんください。