6月10日ロンドン時間夜7時:リカオンの写真家のオンラインイベント
どうしよっかなーと悩んでいた、リカオンの写真家さん、Nicholas Dyerさんが主催のオンラインイベントに参加することにしました。
Nicholas Dyerさんは、マナプールズでリカオンの撮影をして、Painted Dog Conservation(以下PDC)のPeter Blinstonさんといっしょに立派なリカオンの本を出版している方です。
Zoomイベントは日本時間の6月11日の朝3時半ですので、とても起きることができません。しかし、イベント登録者は72時間は録画を見ることができます。私は最初から録画をみるつもりで参加することにしました。
Nicholas Dyerさんはリカオンの知名度を上げるために尽力しており、彼が撮影した子供のリカオンが、ヒヒの顔を加えている写真は、イギリスで発行されているSunday Timesで大きく取り上げられました。
彼の出した本は以下のページから購入できます。リカオンの情報盛りだくさんで見る価値あります。
さて、イベントに参加するのになぜ悩んでいたかというと、去年マナプールズで私の息子(私は里親になってました)であった子リカオンのKatsuを含むリカオンの群れがリハビリセンターから野生に放たれた時に、ライオンやハイエナの密度が高い場所に放し、かなり早い段階で群れは危機に陥り、批判が出ていたことがありました。私はどうしてわざわざそんなところに放したのかと疑問でしたので、もしかして観光地にくる写真家のためにわざとその場所に放したのか?と密かに疑っていました。結局真偽はわからないままでしたが、些細なことで、PDCに対して少しだけ信頼を失っていました。
しかし、PDCは変わらずリカオンの保護をしてくれているし、何も疑うことはないのかもしれません。イベントには1000円くらいかかるのですが、そのお金はリカオンのために使われるし、ずっと猜疑心を持ったままPDCやNickさんのことを考えるのも良くないと思い、前進することにしました。どんな理由があったにしても、Katsuは死んでしまったけれども、私などが到底できない保護活動をしてくれているPDCとNick Dyerさんは素晴らしい。
ディレイで参加したら、内容をまとめて投稿する予定です。
ちなみにカツの記事をご参考までにリンク貼っておきます。