絶滅危惧種リカオンの応援ブログ

絶滅危惧種のリカオンに関する情報を発信し、保護活動に貢献することを夢見るブログ

リカオンについての説明や情報を発信しています。2018年から投稿を始めました。アフリカにあるリカオンの保護団体や、動物園からのリカオンに関する情報、リカオンに関する情報はなんでも投稿しています。

リカオンは英語で?

リカオンは英語で何通りにも表現されています。英語圏で一番メジャーに知られている名前は、African Wild Dogですが、先日放映があったBBCリカオンのエピソードでは、Painted Wolfと表現され、一部の人間から、なんで、African wild dogと言わないんだ、という意見もあったようです。

www.bbcearth.com

この記事にもあるように、英語でリカオンはこんなにたくさんの言い方があるのです。

  • African wild dog
  • Cape hunting dog
  • African hunting dog
  • Hunting dog
  • Hyena dog
  • Wild dog
  • Ornate dog
  • Painted dog
  • Painted wolf
  • Painted hunting dog

リカオンは、日本語ではリカオンで定着していますが、実に多くの名前で呼ばれている動物です。こちらは、リカオンを好きなアーティスとが描いたものですが、リカオンは、現地の言葉も含めると、とにかくたくさんの名称で呼ばれていることがわかります。

f:id:fuchsiapink:20190211171707p:plain
Art copyright: Lin Barrie

現地の人の言葉で、マベコか、マビコていうのは可愛いですね。

こちらは、野生動物の写真家でリカオンの写真を撮っているNicholas Dyerさんの記事です。リカオンのアートはこの記事からお借りしています。同じようにリカオンの名称についてのお話をされています↓

africageographic.com

イギリスで、リカオンのエピソードが放映された時から、Painted Wolfといっても、リカオンは狼じゃない、という意見や、動物の名前を変えるなんてナンセンス!的な意見もあったようです。しかし、リカオンの英語表記で話題になったことにより、別な視点からでもリカオンが注目されてとにかくよかったです。

Nicolas Dyerさんたちの狙いとしては、ワイルドドッグ(野生の犬)という表現が少し、ネガティブな印象を与えるというため違う名前で売り出したい、という意図があったようです。しかし、彼も最後に締めくくっているように、バラはどんな名前で呼ばれようが同じ香りがする、、という表現のように、リカオンはどんな名前で呼ばれようが、美しさはかわりません。

私はSNSに、アフリカンワイルドドッグでもなく、ペインテッドウルフでもなく、リカオンにしたらどうかな、と書き込むと、英語圏の人から、ラテン語で難しいから覚えられない、という意見をもらいました。それを覚えられるのは日本人が頭がいいから、という風にいわれましたが、、実はリカオンという名前、実は私も即座には覚えることができませんでした。カタカナ4文字なのに、、どうしてでしょう。。。ズーラシアにいた時も、リカオンを知らない人は、カタカナ4文字をぱっと正しく読むことができず、リオカンとか、カオリンとかと、読み間違えます。私もなんというか、すぐに覚えられずに、検索するときに、カオリンとかって入力した記憶があります。

ちなみにフランスやスペインでもリカオンリカオンです。

ところで、Google翻訳はなんて教えてくれるか試してみました。

f:id:fuchsiapink:20190211183230j:plain

こりゃ、あかん。。。Google翻訳はだいぶ性能が良くなってきたけれど、、これはNGですね。。。