リカオンは英語で?
リカオンは英語で何通りにも表現されています。英語圏で一番メジャーに知られている名前は、African Wild Dogですが、先日放映があったBBCのリカオンのエピソードでは、Painted Wolfと表現され、一部の人間から、なんで、African wild dogと言わないんだ、という意見もあったようです。
この記事にもあるように、英語でリカオンはこんなにたくさんの言い方があるのです。
- African wild dog
- Cape hunting dog
- African hunting dog
- Hunting dog
- Hyena dog
- Wild dog
- Ornate dog
- Painted dog
- Painted wolf
- Painted hunting dog
リカオンは、日本語ではリカオンで定着していますが、実に多くの名前で呼ばれている動物です。こちらは、リカオンを好きなアーティスとが描いたものですが、リカオンは、現地の言葉も含めると、とにかくたくさんの名称で呼ばれていることがわかります。
Art copyright: Lin Barrie
現地の人の言葉で、マベコか、マビコていうのは可愛いですね。
こちらは、野生動物の写真家でリカオンの写真を撮っているNicholas Dyerさんの記事です。リカオンのアートはこの記事からお借りしています。同じようにリカオンの名称についてのお話をされています↓
イギリスで、リカオンのエピソードが放映された時から、Painted Wolfといっても、リカオンは狼じゃない、という意見や、動物の名前を変えるなんてナンセンス!的な意見もあったようです。しかし、リカオンの英語表記で話題になったことにより、別な視点からでもリカオンが注目されてとにかくよかったです。
Nicolas Dyerさんたちの狙いとしては、ワイルドドッグ(野生の犬)という表現が少し、ネガティブな印象を与えるというため違う名前で売り出したい、という意図があったようです。しかし、彼も最後に締めくくっているように、バラはどんな名前で呼ばれようが同じ香りがする、、という表現のように、リカオンはどんな名前で呼ばれようが、美しさはかわりません。
私はSNSに、アフリカンワイルドドッグでもなく、ペインテッドウルフでもなく、リカオンにしたらどうかな、と書き込むと、英語圏の人から、ラテン語で難しいから覚えられない、という意見をもらいました。それを覚えられるのは日本人が頭がいいから、という風にいわれましたが、、実はリカオンという名前、実は私も即座には覚えることができませんでした。カタカナ4文字なのに、、どうしてでしょう。。。ズーラシアにいた時も、リカオンを知らない人は、カタカナ4文字をぱっと正しく読むことができず、リオカンとか、カオリンとかと、読み間違えます。私もなんというか、すぐに覚えられずに、検索するときに、カオリンとかって入力した記憶があります。
ところで、Google翻訳はなんて教えてくれるか試してみました。
こりゃ、あかん。。。Google翻訳はだいぶ性能が良くなってきたけれど、、これはNGですね。。。