絶滅危惧種リカオンの応援ブログ

絶滅危惧種のリカオンに関する情報を発信し、保護活動に貢献することを夢見るブログ

リカオンについての説明や情報を発信しています。2018年から投稿を始めました。アフリカにあるリカオンの保護団体や、動物園からのリカオンに関する情報、リカオンに関する情報はなんでも投稿しています。

8月10日はリカオンの天敵、世界ライオンの日

私がフォローしているリカオンの保護団体、Painted Wolf Foundationが、SNSに投稿していた記事が印象的でしたので、日本語にしてこちらで紹介しようと思います。

リカオンにとって、ライオンは天敵です。特に、子供のリカオンはライオンに狙われやすく、一度攻撃を受けたら死に至ることが多いです。

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Photo credit: James Ward

ジンバブエのマナプールズを訪れていたジェームス・ワードさんが素晴らしいけれど、切ない写真を撮影しました。この子リカオンは、カンガの群れの一員で、水場でお水を呑んでいた時にライオンに襲われました。

この子リカオンは、勇敢にも大人のメスライオンに立ち向かったのです。ライオンは、子リカオンに近ずいていきましたが、子リカオンは襲撃をかわし、ライオンと共に繁みに姿をけしました。

その後、この子リカオンになにが起こったかは定かではありません。しかしこの襲撃のせいで、群れは恐れをなしトラウマからこの水場にはその後、一年も姿をあらわすことはありませんでした。現在は、その群れがようやく戻ってきたようです。

ライオンは、リカオンの天敵ではありますが、ライオン自体も、絶滅危惧種です。どちらも生息地を奪われ、共存に必要な土地をなくしつつあります。

ライオンはかつての生息地の8%しかなくなり、約20000頭、リカオンは約6500頭しかいません。特にリカオンに関しては、ライオンやハイエナがリカオンを殺すよりも、何倍ものリカオンは人間に殺されています。

もしも、アフリカの野生の土地がきちんと管理されていたならば、アフリカには、現在の3、4倍の個体数がいたでしょうし、もっと多くのリカオンもいたはずなのです。

以下の団体がライオンとリカオンの保護に当たっています。是非チェックしてみてください。

  • Endangered Wildlife Trust
  • Mara Predator Conservation Programme
  • Botsuwana Predator Conservation Trust
  • Rhuaha Carnivore Project
  • Wildlife ACT - Focused COnservation
  • African Wildlife Conservation Fund
  • Zambian Carnivore Programme
  • Nissa Lion Project
  • Lion Recovery Fund
  • Wildlife Conservation Network
  • Leonardo DiCaprio Foundation

また、このお写真を撮影されたジェームスさんのインスタも是非フォローしてみてください。ジェームスさんは、Painted Wolf Foundationのサポーターでもあります。

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