8月10日はリカオンの天敵、世界ライオンの日
私がフォローしているリカオンの保護団体、Painted Wolf Foundationが、SNSに投稿していた記事が印象的でしたので、日本語にしてこちらで紹介しようと思います。
リカオンにとって、ライオンは天敵です。特に、子供のリカオンはライオンに狙われやすく、一度攻撃を受けたら死に至ることが多いです。
Photo credit: James Ward
ジンバブエのマナプールズを訪れていたジェームス・ワードさんが素晴らしいけれど、切ない写真を撮影しました。この子リカオンは、カンガの群れの一員で、水場でお水を呑んでいた時にライオンに襲われました。
この子リカオンは、勇敢にも大人のメスライオンに立ち向かったのです。ライオンは、子リカオンに近ずいていきましたが、子リカオンは襲撃をかわし、ライオンと共に繁みに姿をけしました。
その後、この子リカオンになにが起こったかは定かではありません。しかしこの襲撃のせいで、群れは恐れをなしトラウマからこの水場にはその後、一年も姿をあらわすことはありませんでした。現在は、その群れがようやく戻ってきたようです。
ライオンは、リカオンの天敵ではありますが、ライオン自体も、絶滅危惧種です。どちらも生息地を奪われ、共存に必要な土地をなくしつつあります。
ライオンはかつての生息地の8%しかなくなり、約20000頭、リカオンは約6500頭しかいません。特にリカオンに関しては、ライオンやハイエナがリカオンを殺すよりも、何倍ものリカオンは人間に殺されています。
もしも、アフリカの野生の土地がきちんと管理されていたならば、アフリカには、現在の3、4倍の個体数がいたでしょうし、もっと多くのリカオンもいたはずなのです。
以下の団体がライオンとリカオンの保護に当たっています。是非チェックしてみてください。
- Endangered Wildlife Trust
- Mara Predator Conservation Programme
- Botsuwana Predator Conservation Trust
- Rhuaha Carnivore Project
- Wildlife ACT - Focused COnservation
- African Wildlife Conservation Fund
- Zambian Carnivore Programme
- Nissa Lion Project
- Lion Recovery Fund
- Wildlife Conservation Network
- Leonardo DiCaprio Foundation
また、このお写真を撮影されたジェームスさんのインスタも是非フォローしてみてください。ジェームスさんは、Painted Wolf Foundationのサポーターでもあります。