リカオンの歯医者さん
なんと、アメリカのロードアイランド州に珍しい歯医者さんがいて、リカオンの歯の治療もしたことがある先生が紹介されていました!こちらがラリー・ロプレスティ先生です。
Mr. Larry LoPresti Photo Credit: Mr. Wolf Matthewson
ロプレスティ先生は、ロードアイランドにあるロジャー・ウィリアムス・パーク動物園の動物の歯医者さんをされており、記事の中でリカオンの治療をされた時のことをお話しされています。こちらが元の記事になります↓。
プロレスティ先生が1頭のリカオンを治療しようとするときは、なんと群れの仲間のリカオンもそばにいないといけない状態になりました。なぜならば、1頭だけを治療し、治療後に群れに返した時に、よそ者だと勘違いされて群れの仲間に攻撃されることがあるからです。なので、1頭のリカオンの歯の治療をしているあいだ、仲間の3頭のリカオンは、ケージに入れられて、治療台の反対側で治療室で見守ったそうですよ。
まったくリカオンの群れの絆というのは強すぎて、歯医者さんも割って入ることができません。よく動物園で、人工的に群れを作ろうとして失敗しているけれども、こういう話を聴くと、実に難しいのがよくわります。
それにしても、リカオンも歯の治療をうけるというのは興味深いです。虫歯なのか??プレスティ先生のような動物の歯医者さんは、アメリカでも100人くらいしかいない貴重な獣医の歯医者さんです。