リカオンの本|African Wild Dogs On The Front Line
そういえば、一年ほど前にリカオンの本を購入していたのでした。それが、African Wild Dogs On the Front Lineという1冊。この本は、リカオンの保護をしにアフリカへ行った青年のレポートになっており、2014年に書かれ、2015年に出版されました。作家は、Brendan Whittington-Jonesさん。2007年にアフリカのEndangered Wildlife Trustで働きリカオンの保護活動をしていました。なんと12年も前の話?!
この本を購入した時は、一生懸命読みすすめていたのですが、ある時期から、本を読むことが苦痛に感じ、読むのをやめていたら、そのうち本を持っていた自体を忘れてしまい、あと少しで読み終わる手前で本棚にしまいこまれていました。
この本はリカオンの保護がどれだけ大変かを、体験談を持って書かれているのでとても面白く、ワクワク、ドキドキ、時にはハラハラしながら読むことができます。研究文献とは違うところが読みやすさの秘訣だとおもいました。
なぜ読むことを途中でやめてしまったかというと、この本の中で、テンべエレファントパークにリカオンをリリースするのにどれだけ大変なプロセスを経たか、という苦労話が書かれています。しかし、去年に見つけたニュースに、テンべエレファントパークのリカオンたちが、閉じ込められているニュースをみて、過去にどれだけの苦労をしてリカオンを公園にリリースしたかを読んでいたので、9年で状況が大きく変わったことに嘆き、読むことが苦痛になっていたのでした。
現在テンべエレファントパークではリカオンは大切にされているはずです。
せっかく本だなから出してきたので、久しぶりに残りも読み進めて、完読してもっとリカオンに詳しくなりたいと思います。
この本はアマゾンで購入できます。配送も2週間以内で早く届きます。写真も38枚も掲載されているし、リカオンの保護活動に特化した本なのでリカオンずきには大変ためになる1冊です。
https://www.amazon.co.jp/African-Wild-Dogs-Front-Line/dp/1431421294