ナイジェリアの学生がSTEMコンペでリカオン保護を題材にしてファイナリスト!
ナイジェリアの学生さん5人がドローンを使ってリカオンの保護活動をする、という題材でSTEMという国際コンペでファイナリストに選ばれました!
STEMはScience, Technology, Engineering, Mathematicsのことで、これらを使ってなにかを考えるというコンペティションがあるみたいなのですね。そして、ナイジェリアの5名の学生さんが、ドローンを使って絶滅危惧のリカオンを研究するということが、実によかったということでファイナリストに残ったようです。
上記のリンクには、学生さんと30分くらいのインタビュー動画がのっています。主にかれらは、STEM教育についてのお話をしていますが、所々、リカオンにも触れられています。
どうしてリカオンを選んだの、という質問には、リカオンはとてもユニークで、人間と似ているところがあり、また、足の爪が4本など、特別な動物だからということです。実際、足の爪が4本の哺乳類って実に珍しい気がします。
どうやってリカオンを保護するのかという質問には、リカオンをモニターして研究することで絶滅危惧になった理由は、これからの個体数が減ることを阻止できるというお答え。
実はこの動画、私の英語の力が足りずにちょっと聞き取れないところがあったのではっきりわからなかったのですが、最後に、女の子の学生さんが、男子より、女子の方がSTEMの方面の勉強したがっているよ!と一生懸命いっていたのが印象的でした。
STEM教育、初めてしりましたが、学生さんがリカオンを研究題材にしたことで、リカオンへの興味も高まるでしょうし、リカオンがもっと世に知られるきっかけにもなると思います。若いのにみなさんとても立派です。ナイジェリアにはリカオンを大事にしてくれる人もいるのですね。
こちらがSTEMの国際コンペティションのサイトです。
Newsでファイナリストの一覧がみれます。いろんな国の学生さんが参加しています。ナイジェリアのみなさんは、The Eagleというチーム名。どうやら動物の保護に関するテーマが多く取り上げられたようです。