モザンビーク ゴロンゴーサの復興活動のニュース
先日、パリのノートルダム寺院が燃えてしまって、世界中が悲嘆にくれました。私でさえも、悲しい気持ちになりました。そして、その後、世の中のお金持ちが、ノートルダム寺院に多額の寄付をすることがある種の物議を醸しているようです。
それは、どうしてノートルダム寺院の復興にはそんなに巨額なお金をポンとだせても、街で飢えている人を救えないのか、というような感じの話。もちろん動物の保護団体にもなぜ動物は救えないの、という意見を言う人もいます。私も、そんなお金があったら、リカオン救ってくれよ、と言う気持ちになりました。
そんな中、アイダホの慈善家とボイズィ動物園に関わる人々が、アフリカのモザンビークを襲ったサイクロンの被害を受けた人々を助けるために立ち上がったニュースをみつけました。サイクロンイダイの爪痕が、ゴロンゴーサ国立公園にも広がっていますが、アイダホの動物園ではゴロンゴーサ国立公園をモデルにした動物園の展示を7月にお披露目する予定で、リカオンも新しいところで紹介される予定です。その関係もあって、アイダホの多くの人々がゴロンゴーサを助けてくれています。
このような話をきくと、人々は、自分の興味の対象に寄付をしたくなるものなのかとおもいます。ノートルダム寺院は多くの人が好きで、崇拝をしているからこそ、寄付をしたいと言う人が多かったのでしょう。また、信仰の面から言えば、自分が助かると思えば寄付をするのかもしれません。不公平な気もしますが、それが世の中。。ということは、世の中の人々がリカオンに寄付したくなるようにできれば、一番いいのでしょう。リカオンが何か信仰の対象になればいいのかもしれません。
私も、ノートルダム寺院には寄付はしないけど、(いや、そもそも私なんぞが寄付などしなくても、勝手に巨額の寄付があつまるし、、、)リカオンにはなんとか寄付金を捻出したいと思うのです。
アイダホのみなさまを見習って、なにか私もしなくてはならないともんもんとした日々を過ごしています。今のところなにもできない私をお許しください。