リカオンに会いたければザンビアに行けばいい!
Photo credit: Mr. Daniel Allen
他の方のブログでも拝見したのですが、リカオンは、「いるいる詐欺」な動物です。
何しろ、この広い世界に6600頭のリカオンしかいない。アフリカの南部といえど、相当広い。更に、リカオンは一カ所に縄張りを持たず、広大な地域を移動しているので、とにかく会う事ができない動物。リカオンを見たいサファリ観光客には、リカオンがいる、と言って広告するけれども、実際に会える事があるのはまれな動物なのです。
この記事を書かれた方は、アフリカにいって11年間でリカオンに会えたのは2度だけだそうで、、、しかし!!先月、こんな記事を見つけたんですよ。リカオンがザンビアにいるそうで、、
この記事によれば、ザンビアの首都ルクサから飛行機で1時間ほどの、南ルワングワ国立公園に、ホットスプリングパックというリカオンの群れが生息しているようです。このリカオンの群れは、ナショナルジオグラフィックでも撮影されておりました。
リカオンをはじめとする捕食獣がこの地域に多く生息するのは、地形のおかげのようです。ルアングワ川と支流に草食動物が集まっており、それを狙う補食獣も集まっているため観光客は大型の肉食獣などが見学することが出来るようになっています。
ホットスプリングパックの雄のアルファは以前罠にかかっておりましたが、保護され、そのおかげで多くの子孫を残しています。こういった罠のせいで、リカオンの数が脅かされていますが、現在南ルワングワではリカオンの個体数が少しだけ改善されているようです。
リカオンに会いたければ南ルワングワに!いるいる詐欺ではないことを祈ろう。