絶滅危惧種リカオンの応援ブログ

絶滅危惧種のリカオンに関する情報を発信し、保護活動に貢献することを夢見るブログ

リカオンについての説明や情報を発信しています。2018年から投稿を始めました。アフリカにあるリカオンの保護団体や、動物園からのリカオンに関する情報、リカオンに関する情報はなんでも投稿しています。

忘却の5種プラス1!リカオン…(^_^;

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リカオンに関するニュースがありましたが、リカオンはちょっと、追加扱いな感じになってます。。ww

mg.co.za

忘却の5種プラス1、、、という言葉は、ナミビアの保護団体を設立した、Maria Diekmannさんの造語で、文字通り、忘れられた動物5種類と、もう1つを表しています。

通常、ビッグ5と言われる動物たちは、つねに保護の対象になりますが、実は、あまり知られていない、むしろ忘れられがちな動物も保護が必要とされているため、この言葉をつくってくれました。忘却の5種とプラス1は以下の動物たちになります。

リカオンも、リストにはいらないよりは、プラス1で紹介されていてセーフだったかもしれません。(5にこだわったのは、Big5とかにあわせたかったのでしょう、、、忘却の6種でもよかったのかと思いますけど、、)

Mariaさんは、ひとつの動物の保護を一生懸命にするため、その他の動物のことを忘れてしまう傾向があることを指摘しています。実は私もリカオンのことしか考えておりませんでしたが、その他多くの絶滅危惧種がいることも大切です。

リカオンは現在南アフリカ共和国では520頭しか生息していません。もともとは、アフリカの39の国に生息していましたが、25の国で絶滅し、現在はたった14の国にしかいない貴重な動物です。大人のリカオンの個体の絶滅の原因の半数は人間の仕業です。悲しくて仕方がありません。

忘却の5種類プラス1は、日々個体数を減らしており、実に深刻な絶滅にさらされている動物たちです。また、人類がどんどん土地を奪っていくため、動物たちは居場所をなくし、第6番目の大量絶滅の時を迎えようとしています。

私が生きている間にもリカオンは絶滅してしまう可能性があるのです。。そんな悲しいことを目にしたくはありません。もはや、それを見るくらいなら、私が絶滅してしまいたいくらいです。。しかし、Mariaさんをはじめとする保護団体や研究者たちは、希望をすれてはおらず、必ず覆すことができると信じて行動することが大事だと言っています。私もあまりにも悲観的になることはやめて、少しでもリカオンのために何かしていきたいと思います。

 

リカオンに関するアンケート

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イギリスで環境保護のお勉強をしているBryony Bladeさんがリカオンの研究のためにアンケートを実施しています。

www.surveymonkey.com

リカオンに関する質問が約10問ほどあります。英語で書かれていますが、だいたいそんなにむずかしくなく答えることができます。以下、質問を日本語で書いておきますので、もしよかったら、参加してみてください。

  1. お住いの地域
  2. 年代
  3. 環境保護に関する仕事をしている場合、仕事内容を簡潔に教えてください、(例・環境保護の生徒、野生動物保護、等)
  4. もしも1000ポンドあったら、どの動物にその1000ポンドをわけますか?(それぞれの動物に0から1000で配分を回答してください。)
    A: アフリカライオン
    B: ベンガルトラ
    C: チンパンジー
    D: リカオン
    E: ペンギン
  5. 以下の言葉をみて、最初に思い浮かんだ単語を教えてください。
    Wild
  6. 以下の言葉を見て、最初に思い浮かんだ単語を教えてください。
    Dog
  7. 以下の言葉をみて、最初に思い浮かんだ単語を教えてください。
    Wolf
  8. 以下の言葉をみて、最初に思い浮かんだ単語を教えてください。
    Painted
  9. 以下の言葉をみて、最初に思い浮かんだ単語を教えてください。
    Hunting

質問は以上です。

Bryonyさんは、リカオンの研究をしているのですが、まだリカオン知名度が低いのでどのように教育をしていくのがよいかを、データを使って研究しようとしています。リカオンの認知度アップのためにもしよかったらぜひアンケートに参加してみてください。

 

リカオンの保護団体で働くLastさんに投票お願いします

現在David Shepherd Wildlife Foundationで自然保護のチャンピオンのコンテストを行っています。私が応援しているリカオンの保護団体、Painted Dog Conservationから、一人、候補に挙がっているので、ぜひ彼に投票をお願いします!

davidshepherd.org

ページをスクロールすると、Last Marozheさんの紹介があります。動画は、彼の推薦者からのお言葉です。

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Lastさんは、PDCリカオンの保護団体で車のメンテナンスをされている方です。リカオンの追跡には車はどうしても必要だし、舗装されていない道路でパンクも免れません。ラストさんは、現場から連絡があるたびに快く車を直してくれます。研究者より地味な立場ですが、リカオンのために働いてくれている素晴らしいかたです。

PDCでは車は、Land Roverが使われているようです。No Land Rover, No Painted Dog, ランドローヴァーなくしてリカオンはなし!という感じの意味の言葉がラストさんのお気に入り。

このコンテストの結果は11月15日に発表されます。投票の締め切りは10月18日です。投票にはメールアドレスの登録が必要ですが、もしよろしければぜひ投票をお願いします。

ラストさんが所属しているPainted Dog Conservationは以下になります。

www.painteddog.org

 

リカオンの壁画

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Copyright Kid Squid

イギリスにリカオンの画壁が登場したニュースをみつけたよ!

www.theargus.co.uk

すごいですね、こんな大きなリカオン!約3.7メートルもの高さで、完成には6日間かかったようです。ご近所の子供たちからは大人気なんだそうです!!このリカオンは、この壁画が出現したブライトンという地域のアーティスト、Kid Squidさんの作品です!

この壁画はエクスティンクションリベリオンという地球温暖化に対する市民行動のために描かれました。リカオン絶滅危惧種だということをあまり知られていないため、Kid Squidさんは大好きなリカオンを描いたようですが、家の壁を提供してくれたお家の方もすごいです!!

この壁画はリカオンにとって大きな力になることは間違いありません。

アーティストの力ってすごいなぁと感心しました。 リカオンの壁画を描いたKid Squidさんのサイトはこちら↓

www.kidsquidillustration.com

壁画は一応期間が決まっているようで、エクスティンクションリベリオンは今月末までには何か動きがあるようです。この壁画、この目で一度みてみたいなぁ。。。

ブライトンの、エクスティンクションリベリオンのサイトはこちら↓

xrbrighton.earth

ズーラシアのリカオン お嫁入り

今日ズーラシアから発表があり、メスのリカオン4頭が富士サファリパークにお嫁にいくのですね!!!

http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/authorba23b/850e8f079b67c2a1f9a96ebd0a85e08b72891914.pdf
リカオンのお嫁入りがニュースになることはとても嬉しいです!しかし、それと同時に心配で心配でたまらない気持ちもあります。なぜならば、リカオンの社会は構造がとても複雑なので、新しく仲間に加わるリカオンが、群れにすぐに馴染めるかわからないからです。

この1年間で、外国のリカオンがお嫁に行った先で命を落としたことが何度もニュースになっていたので、素人のくせにやたらと心配しています。

ズーラシアリカオンたちは私が初めてあったリカオンたちだし、プラリネは一番はじめに覚えた個体です。もう、どうか無事に新しい群れに馴染めますようにという気持ちでいっぱいなのです。

また、ズーラシアは比較的行きやすいところでありましたので、富士サファリパークは遠くてなかなか逢いにいけない気もして、、、寂しくてたまりません。

どうか新しい場所で、富士サファリパークの群れのリカオンと仲良くなって、新しい命を繋いでください。どうか、この4等の未来が明るくてまた再開できることを祈っています。

プラリネ、いちご、おふたりは個体識別ができるようになったよ。富士サファリパークに会いに行きたいよ。サン、イーナ、私は多分あってはいたけれど、識別できていなかったよ。観察が足りなかったね。富士サファリパークでみんなとどうか仲良く、長生きしてください。

 

 

リカオンのドキュメンタリーにぜひ投票してください🎶

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去年から、リカオンの応援ブログにちょっとだけ記事を投稿していたのですが、南アフリカのエミリー・クロスさんがリカオンのドキュメンタリーを作っていました。その作品が現在、ショートフィルムになってこの世に出ています!

メールアドレスを登録すると、約9分20秒の動画を見ることができます。今ちょうどコンテストをしているので、ぜひぜひ投票してみてください!お願いします!

nukhu.com

メルアドを登録してから、画面の矢印のとこのボタンを押すと投票に参加できます。私はすでに投票したので、ボタンの色が赤に変わってしまっていますが、、。

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ドキュメンタリーの中でお話ししてくれている青年は、過去にもリカオンを助けていて、リカオンの保護にとても尽力してくれている青年です。全編英語なのですが、映像を見るだけでも価値があります。とくにさいごのクレジットが表示されるところは、かわいらしい子リカオンたちがころころしていて、最高です。

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このプロジェクトにもし寄付金ができていたら、クレジットにお名前を入れてもらえる予定でしたので、南アフリカに送金を試みたのですが、1週間たっても送金が成功せずに2回チャレンジしたのですが結局寄付ができずに終わってしまいました。お恥ずかしい限りです。。。

それにしてもEmilyさんの情熱すごいです。私もリカオンのために何かもっとできたらな、、と思っています。

過去に投稿した記事も参考までに一応リンク貼っておきます。

lycaonblog.hatenablog.com

lycaonblog.hatenablog.com

lycaonblog.hatenablog.com

 

 

 

ピクセルのリカオン

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Copyright: JJSmooth44

www.boredpanda.com2008年に日本のWWFがはじめたキャンペーンがきっかけで、最近Redditでだいぶ話題になっているがニュースになっているのが、ピクセルで表現した絶滅危惧種

これはもともとPopulation by pixelという名前で博報堂C&Dが行った、人口をピクセルで表現するというキャンペーンでした。日本人のディレクターとデザイナーがはじめた企画ですが、それに触発されたJJSmooth44さんが、ピクセル絶滅危惧種を表現しました。素晴らしい訴えが、以下のリンクからご覧いただけます。

Every Pixels is one animal. The more pixelated the image, the closer it is to extinction.

imgur.com

すごいです!画像がよりピクセル化されるほどその動物は、絶滅に近づいています。JJSmooth44さんはプログラミングにチャレンジということでやってみたそうです。

 元の画像はアニマルプラネットから!こちらが元のリカオン

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Copyright: AnimalPlanet

JJSmooth44さんによってピクセル化されたリカオンはこちら。。

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リカオンの姿はまだなんとか見えますが、他の動物たちは、原型がわからないほどピクセルになってしまっている動物もいます。。。それだけ絶滅に近づいてしまっているということです。。。

どうか、リカオンがもっとはっきりみえるようになって絶滅危惧種から抜け出せる事を祈るばかりです。。。どうか、これ以上ピクセル化がすすみませんように。。。

それにしても、クリエイティブな方がいらっしゃるのですね!こうやって、話題になることで絶滅危惧種への意識が高まり、保護活動に通じるかもしれません。JJSmooth44さん、ありがとうございます。すばらしい。。リカオンが記事の一番上に取り上げてくれているメディアもあるので、嬉しいです。どうか少しでも絶滅危惧種の動物の個体、リカオンの個体数増えますように。。。